ライブのおはなし

「『しろくまサマー』へいらっしゃい」

2023年8月5日、夏の盛りに行われたしろくま図書委員会の第二回ライブ「『しろくまサマー』へいらっしゃい」。前回からの物語の進展と、夏らしい企画、そして「しろくま」の謎に迫る内容で、観客を魅了した。

ライブは、宮野くんによる前回までのあらすじ紹介で始まった。図書室で偶然見かけた「図書委員のあのこ」の顔と名前は確認できたものの、普段どこにいるのかは謎のまま。そんな状況から、図書委員が笛を合図に夏らしい「夏のしろくま行進曲ーとなりの小学校編」で元気に登場。「白い耳がトレードマーク」と歌い、早くも物語の鍵を示唆した。続く「世界は図書室から始まる」では、図書委員のあのこの本への情熱と高揚感が表現された。

MCでは、夏休みと課題図書が話題に。図書委員は「本の中なら何にだってなれる」と力説し、「ふわふわしてる」では本を読みながら夢の世界へ旅立つ(そして寝落ちする)姿を見せる。宮野くんは、そんな彼女の「秘密」を目撃したと語り、「あのこの秘密」を披露。図書委員が「白い耳」をつけて活動する姿と、本を守る真剣な表情が描かれた。

衣装替えをして再登場した図書委員を迎え、物語は学校の日常へ。宮野くんは「踊り場でシャドウ」を歌い、図書室を覗くようになった経緯を語る。そして、ついに「図書委員のあのこ」が同じクラスの後ろの席の生徒だと気づいた衝撃を「ころがる消しゴムのように」で表現。その気まずさから夏休みに突入し、会えない寂しさを「ぼくの宿題」で歌った。

中盤では、図書委員が夏休みの図書室企画「しろくまサマー♪」を紹介。「しろくまのひみつ」や本の世界の魅力を熱弁し、観客も巻き込んでいく。彼女が昼休みに本の世界へ没入する様子は「あなたに会いに 昼休みの図書室 二年後」で描かれた。そして、厳かに第二回の「しろくま宣言」が行われ、図書委員は「白い耳」を装着。「コードはシロクマ」を歌い上げ、図書委員会のコードネームが「シ・ロ・ク・マ」であり、先輩から受け継がれた使命があることを明かした。続く「妄想モンスター」では、観客とのコーラス練習も交え、彼女の豊かな内面世界が爆発した。

キャラ解放タイムでは、柏原はねみが楽曲制作の現状(47曲+番外地10曲)や配信情報、そして情報化社会における紙の本の重要性を熱く語った。 物語に戻り、宮野くんは彼女と話したい一心で「きみと話せる本」を歌う。図書委員は「私の夢 ー ららら背表紙」で、自分の本の部屋で「気になるあのひと」と語り合う夢を歌い、宮野くんをヤキモキさせる。二人のすれ違いは「すれちがいの図書室」で再確認され、「私は誰より図書委員」で彼女の自信が示された。

エンディングでは、宮野くんが「あのひと」の正体に安堵しつつも、図書委員のマイペースさに振り回される。最後は、図書室の日常と感謝を込めた「本の住所~NDCコードのうた」で、熱気に包まれた夏のライブを締めくくった。

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