ライブのおはなし

「しろくまアワー♪をはじめましょ」

2024年8月10日、真夏の夜に開催されたしろくま図書委員会の第七回ライブ「しろくまアワー♪をはじめましょ」。物語は夏休みに突入し、二人の接点がなくなる中で、宮野くんのルーツと「しろいみみ」の謎に迫る重要なエピソードが明かされた。

ライブは、夏らしい「僕らの磁力」で幕を開け、続いてこの日のテーマソングである新曲「しろくまアワー♪」を披露。図書委員が夏休みに開催するお話会「しろくまアワー」の楽しげな雰囲気が描かれた。MCでは、これまでの物語が振り返られ、宮野くんが「ころがる消しゴムのように」で描かれたきっかけで彼女と話そうとするものの、なかなかうまくいかずに夏休みを迎えてしまったことが語られる。夏休み前に彼女と話したいという切ない想いは「きみも夏になる」で歌われた。

MCで図書委員は、夏休みに入り二人の接点がなくなることを宣言。物語は、それぞれの夏休みの様子を描いていく。図書委員は「ふわふわしてる」で、本を読んでは寝るという自堕落(?)な読書三昧の日々を、一方の宮野くんは「ぼくの宿題」で、野球に明け暮れながらも、彼女に会えない寂しさとどうすれば会えるかという「大事な宿題」について歌った。

そして、物語は大きな転換点を迎える。宮野くんは夏休みに訪れたおばあちゃんの家で、タンスの上に見慣れない「まるくて白いもの」を発見。それは、幼い頃に聞かされた子守唄「しろくまさん」に出てくる「しろいみみ」だった。図書委員が白い頭巾とエプロン姿のおばあちゃん役となり、「しろくまさん」を披露。この子守唄と、寝る前に本を読んでくれたおばあちゃんの記憶が、図書委員のあのこがつける「しろいみみ」の謎と結びついていく。

さらに宮野くんは、おばあちゃんが歌っていた「本の住所」の歌も思い出す。彼がピアノで「本の住所~NDCコードのうた」を歌い始めると、図書委員が「宮野くんのおばあちゃんがしろくま図書委員会に深くかかわる人物だった」と衝撃の事実を告げる。続く「コードはシロクマ」と「しろくま宣言」で、図書委員会の伝統と、宮野家の読書好きの血筋、そして彼が本に惹かれる宿命が示唆された。

キャラ解放タイムでは、柏原はねみがこの「おばあちゃん」という新キャラの登場と物語の伏線回収について解説。宮野くん(石村吹雪)も、自身の役柄がただ本が苦手なのではなく、読書好きの血筋に抗っていたという複雑な背景を持つことが明かされ、物語に深みが与えられた。

ライブ後半は、夏らしい楽曲で再び盛り上がる。「読書日和(夏)」と「しろくまサマー♪」の合唱、宮野くんが本屋で彼女を想う「本が好きなきみを」、そして図書委員が図書館の休館日を嘆く「月曜日はつまらない」が続く。夏休み中のすれ違いは「すれちがいの図書室」で描かれ、本編最後は「私は誰より図書委員」で締めくくられた。アンコールでは「あなたに会いに」と「夏のしろくま行進曲」が披露され、熱気の中で幕を閉じた。

「しろいみみ」の謎が宮野くん自身のルーツ(祖母)と繋がるという重大な事実が明かされ、二人の関係が運命的なものであることを予感させる、物語の核心に迫るライブとなった。

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