ライブのおはなし

「星降る図書室」

2026年6月29日、神楽坂・天窓で、しろくま図書委員会17回目のライブを行いました。前回の16回目はワンマンライブでしたが、今回は対バン形式での出演。平日の月曜日ということもあり、どんな夜になるのだろうと思いながら会場へ向かいましたが、その心配はまったくの杞憂でした。ブッキングライブということもあり、ライブハウスは満席。開演前から客席はたくさんのお客様で埋まり、月曜日とは思えない熱気の中で演奏を始めることができました。

オープニングは「僕らの磁力」。夏の始まりを予感させる爽やかな一曲で幕を開けます。続くMCでは恒例となっている「中学校の図書室の場所を覚えていますか?」という質問を投げかけましたが、この日は珍しく「覚えている」という方が多数派。思いがけない反応にこちらも驚きながら、客席との距離が一気に縮まる温かなスタートとなりました。

今回は昭和の中学校を舞台にした本編ではなく、「番外編」として、宮野くんと図書委員のあのこの出会いを中心に構成しました。「踊り場でシャドウ」では野球少年・宮野くんが図書室を見つけるきっかけを描き、「ミラクルレビュー☆ブックレビュー」では、図書委員が白いみみをつけて登場。「本が好き!」のコールアンドレスポンスには会場中から元気な声が返り、この日一番ともいえる一体感が生まれました。

「本が好きなきみを」「すれちがいの図書室」と物語を進め、宮野くんがピアノへ移動する間には恒例の「しろくま宣言」を皆さんと唱和。その流れで披露した「図書室の待ち人」は、新しい本を待つ人と、その本を待つ図書委員の姿を静かに描き、会場を優しい空気で包み込みました。

終盤では、次回、8月2日に神楽坂マッシュレコードで開催する恒例の「みみフェス」をご案内。「今回のお話はとても重要ですから、ぜひ来てくださいね」と、いつもより少し強めに念を押してしまいました。それほど、この夏の物語は、しろくま図書委員会にとって大切なエピソードが組み込まれるからです。

「最後の曲です」と伝えると、客席からは自然と「ええー!」という声が上がりました。その反応がとても嬉しく、この時間をもっと続けたいと思ってくださっていることが伝わってきます。ラストは「あの本棚で会いましょう」。本を通して人と人が少しずつつながっていく様子を歌い上げ、番外編らしい温かな余韻を残して、第17回ライブは幕を閉じました。

月曜日の満席のライブハウスで、初めてしろくま図書委員会に出会った方も、いつも応援してくださる皆さんも、一緒に物語を楽しんでくださった夜でした。そして物語はいよいよ夏編へ。次回、恒例のみみフェスで、また皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

感想を投稿する LINE図書カードへ 目次へ戻る